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2014/11/22 00:18:35 UTCyamasushi
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※ あくまで形式的な見方ですが)schemeで扱うもの全体を定義域とする写像φを,x---->(x) のように「xを括弧でくるむ」とすると,リストについてはφはlistと一致して,逆写像がvaluesになるわけです。つまり,多値をa b のように記号を空白で区切った列として見ます。(一般的には直積と表現される。
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で,このφを(a.b)にも拡張すると,a.bという積があって,φ(a.b) = (a.b)となります。
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'()はφ(∅)として表せることになって,この調子でいけばschemeの世界は「数学の何か」と同型なのかしら?とか(受信
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「a.b」と「a b」という二種類の積があって,これが初心者を困惑させる「pairはどう書けばいいんだ?」問題。
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この視点で,#0#をφとの関係で見ているわけです。
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たぶん,圏論でのproductとcoproductというのが関係あるんだろうけれど,圏論はよくわかってない。
2014/11/22 06:38:05 UTCshiro
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#0#は単なる再帰でなく無限を持ち込んでしまうんですよね。その意味では上のpdfにある、基底のない余帰納と関わりが深いように思います。ドメインに循環があったときにφがどうなるのかとかはちょっとよくわかりません。自分自身を要素に含む集合、みたいなのは作れちゃいますね。